2009年09月20日

ようちえんへ行こう!2

できました
つかれたぜ


CLAMPさんの「CLAMP学園探偵団」を思い出し小学生×幼稚園もありだと思い書きました


今思うと(今じゃなくても)設定凄いよね


あまりアリサがツンデレじゃないかも
パロだからいいよね

1人は綺麗な向日葵色の髪に宝玉のような翡翠の瞳をした女の子。
もう1人は綺麗な亜麻色の髪に蒼穹のような蒼い瞳の女の子。
2人と可愛らしく小さなツインテールをしている。



「お、こんにちはアリサちゃん、なのはちゃん」
「・・・・・・」
「はやておねーちゃん!」



はやてが片手を上げてにこやかに言うと亜麻色の髪の女の子は嬉しそうに顔を綻ばせた。
もう一人は先程のヴィータ同様警戒したような表情をしている。
視線はすずかとフェイトに注がれていた。



「えっと、はやてこの子達は?」
「この子らが言ってたヴィータの友達や」
「この子達が・・・」
「にゃにょは、 ありさ」



フェイトの疑問にはやてが答えるとヴィータは名前を呼びながら2人に近づいた。
な行の発音が難しいのだろうか、上手く発音できていない。より一層幼さが増していて可愛い。
それにはやても続きなのはとアリサに近づいた。



「今日はどないする? 食べて行くか?」
「えっと、えっとねっ」
「いいの?」
「勿論や! いつも言うてるけど、遠慮なんかせんでええんやで? ヴィータと遊んでもろてるんやし、そのお礼と思うてくれたらええよ」
「びーたちゃんとあそびたい! ね、ありさちゃん!」
「ん」
「よっしゃ! 今日も気合入れてご飯作ろか!」
「はやてのめしはぎがうめー!」
「ほんなら帰ろか・・・っと、その前に。すずかちゃん、フェイトちゃん!」
「は、はい!」
「ひゃいっ!」
「・・・・・どないしたん、2人とも?」




ぼーっとしていた2人は急に名前を呼ばれ声が裏返った。
そんな2人にはやてはきょとんとしたが、こっちへくるように手招きした。





「なのはちゃん、アリサちゃん、紹介するわな。こっちがフェイトちゃんでこっちがすずかちゃんや」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「緊張せんでええよ、私の友達やから」
「はやてのともだちだからだいじょーぶだ!」




ヴィータの時同様に優しく言ったが、以前と警戒心は解かない。
むしろ2人が近づいてきたらお互いの手をぎゅぅっと握り締めた。
可愛い。本当に可愛い。小さないぬ? ねこ? とにかく身を寄せ合って可愛いのだ。
あれ、私ってロリコンだっけ? いや、年齢的には大きくなったら大差ない、いやいや何を言っているんだろう。相手は幼稚園私は小学生。でももうすぐしたら小学校に入ってくる、いやいやいや何を・・・。
同時にすずかとフェイトはこんなことを考えていたが、他の4人は知らない。いや知ってはいけない。
その後、何とか仲良くしようとしたが時間もあまりなく帰ることにした。










「はやてきょうはなにつくるの?」
「んー、昨日は魚の煮付けやったし今日は久しぶりに鍋にしよか」
「うん!」



はやての右手とヴィータの小さな左手が繋がれている。その光景はどこにでも見られる中睦ましい姉妹だった。
その後ろにはなのはとアリサ、もう一歩後ろにはすずかとフェイトが並んで歩いてた。




「どうやったら、仲良くなれるかな?」
「うん、仲良くなりたいな・・・」


ちょこちょこと歩いてる前の小さな2人を見て言っていた。
基本的にあまり積極的ではない、しかも小さな子ども相手にどうしたらいいのか分からなかった。
どうしたらいいものかと考えていたら、すずかがふと気がついた。
さっきから喋ってないのだ。手は変わらず繋いでいるが、一言も喋ってないのだ。
幼稚園では私達がいるから緊張して喋らなかったのは分かるが、今は離れてるしそんな緊張することもないはずだ。



「ね、フェイトちゃん。あの子達何見てるのかな?」
「え? 見てるって?」
「ほら、何か様子が違うみたい」
「・・・・・・本当だ。何か一点だけを見てる、のかな?」
「何見てるんだろ」
「・・・・・ぁ」
「フェイトちゃん?」
「あの子達もしかしたら・・・・」
「もしかしたら?」
「手を・・・・・繋ぎたいんじゃ」
「手? もう繋いでるよ?」
「あ、えっと、そうじゃなくて、その・・・・はやてと」
「はやてちゃんと・・・・?」




一点だけを見てる、そう思い観察しているとフェイトが小さく声を上げた。
何事かと思いフェイトを見ると言い辛そうに口にした。
“手を繋ぎたい”、と。
だが2人は手を繋いでいる、それを口にしたが、フェイトがしどろもどろに答えた。
改めてよーく見ると2人の視線ははやての左手に視線が注がれていた。
フェイトの言う“はやてと手を繋ぎたい”は間違ってないのかもしれない。いや、確信に近かった。
あの子達の親が迎えに来ていないのと、それを分かった上ではやては家に呼んだのだろう。
それも何度も。毎日かもしれない。
事情は分からないが、あの子たちが手を繋ぎたい、温もりが欲しいのだというのは分かった。
ならば。




「フェイトちゃん」
「うん」


こくりと頷きあった。



「なのはちゃん」
「アリサちゃん」



ぴくりと身体が震えた。
ちらりと蒼い瞳と翡翠の瞳が振り返った。
綺麗だ。



「なによ」
「?」


アリサは無愛想に反応したが、小さな子なので全く怖くはない。むしろ、可愛い。
一方なのはは可愛らしく首をかしげ、なーに? とでもいいたげな顔をしていた。
そんなことは気にせず、すずかはアリサの隣へ、フェイトはなのはの隣へと移動した。
また、ぴくりと身体が震えた。



「な、なんなのよ!」
「??」
「ん? ただ、手を繋ぎたいなぁって、アリサちゃんと」
「うん、私はなのはちゃんと手を繋ぎたいな」
「う、ぇ? な、なにいってるのよ! なんであんたなんかと!」
「だめ、かな?」
「ぅ・・・・・」
「て、つなぐの?」
「うん、繋ぎたいな」
「なのは!」
「ぅ・・・ん、だってはやておねーちゃんいまむりなの」
「そ、そうだけど」




やっぱり。2人ははやてと手を繋ぎたかったのだ。でも遠慮している。ヴィータがいるからといのもあるかもしれないが、それだけじゃない気がする。
こんな小さな子が遠慮なんてするものだろうか。少し哀しくなった。




「はやてちゃんじゃなくて、ごめんね」
「べ、べつにそういうわけじゃ・・・・なぃ」
「ありさちゃんはねはずかしがりやさんなの! はやておねーちゃんがいつもいってるの!」
「ち、ち、ちがうわよ! ばかなのは!」
「にゃっ! ひ、ひどいよぅ」
「そうなんだ。ふふ、可愛いね」
「・・・・・っ!」
「遠慮しなくていいよ」
「えんりょ・・・・・してないわよ」





そうか、アリサちゃんは恥ずかしがりやなのか。少し気持ちが軽くなった。
はやてちゃんじゃないから拒まれていたんじゃなく、恥ずかしいから言い出せなかったのもあるのだろう。ならば。



「行こっか、アリサちゃん」
「行こう、なのはちゃん」




手を差し伸べよう。小さい子は遠慮なんてするものじゃない。
無論、すずかもフェイトもまだまだ子どもで遠慮する子だが、なのはやアリサに比べたら“お姉さん”なのだ。
すずかもフェイトも姉はいるが妹はいない。だからかもしれない。
この子達を甘えさせてあげたい、遊んであげたい。心からそう思う。



おずおずと紅葉の様な手が近づいてくる。触れるか触れないかのところで止まる。
そっと触れ、きゅっと握る。温かい。
握ると落ち着きが無いようでもじもじしている。顔も真っ赤だ。
でも嬉しそうだ。
なのはもフェイトと手を繋げて嬉しそうににこにこしている。
ツインテールがぴこぴこ弾んでいる。犬のしっぽのように。






なのはとアリサが手を繋いでいるのは当たり前のこと。
ヴィータと手を繋ぐのも当たり前のこと。
時々はやてと手を繋ぐのはちょっと特別のこと。
そんな日常に新たな“特別”が加わりそうだ。





はやては少し後ろを振り返り、微笑んだ。
隣でヴィータが楽しそうに話しかけてくる。




“なぁ、なのはちゃん、アリサちゃん。大丈夫やからな。私らが新しい世界を見せていくからな”



振り返った先には、小さな女の子2人が手を繋ぎ、その両隣には年上の女の子がいた。
手はしっかりと小さな女の子と繋がれている。
仲睦ましい姉妹のような光景だった。
























後日。
私立小学校3年2組。
いつもの仲良し3人組がいた。
だが、今日はいつもと様子が違う。何故なら・・・。




「はやて! 今日は行くの、幼稚園?」
「・・・・・いや、行かへんよ」
「なんで!?」
「いや、何でて・・・」
「じゃあ、いつ行くの明日?明後日?」
「すずかちゃんもか・・・。しばらくはシャマルが行くと思うわ」
「じゃあ、はやてちゃん家にいつ遊びに来るの?」
「教えて!」
「・・・・・・・・」




このようになのはとアリサに出逢ってから、毎日のようにいつ迎えに行くのか、いつ遊びに来るのか問い詰めてくる。
しかも朝の挨拶は“おはよう”ではなく、“いつ逢える”になったぐらいだ。重症だった。
はやてはもの凄い後悔をした。これでもかってぐらい後悔した。
でも。
この素直な想いがあの子らに届いたら、と思うといいのかもしれない。





「はやく小学校に上がって欲しいな」
「うん、そうだね! いっぱいお喋りしたいね」





そう思い、今度の日曜にでも皆で遊ぼうかと口にしようとしたら。



「絶対美人になるね、なのはは」
「アリサちゃんも負けてないよね」
「やっぱり高校か中学の時が勝負かな?」
「でも、小学校の時にアプローチかけとかないと後々大変だよ?」
「そうだね」
「それに今のうちにやっておくのもいいかも」
「・・・・・・・・・・」




前言撤回。




「何を言っとるんやあああぁぁぁぁあああ!!」





やばいやばいやばい!こいつらあかん!
私の純情な気持ちを返せ!




「ど、どうしたの?」
「大声出して・・・」
「それはこっちの台詞や! 今後一切絶っっっ対なのはちゃんとアリサちゃんに逢わせへんからな!」
「え!?」
「酷いよ! はやてちゃん!」
「酷いんはそっちの頭や! ってかいつの間になのはちゃんのこと呼び捨てやねん!」
「えへへ、なのはが言ってくれたんだー、“なのはでいいよふぇいとおねーちゃん!”だって!」
「ちょ、なのはちゃんの真似するとかやめてや! なのはちゃんが穢れる!」
「ひどっ! で、いつ逢えるの?」
「人の話聞いてた!? マイペースすぎてびっくりやわ!」





ぎゃーぎゃーわーわー。
いつもは比較的おとなしい3人組(はやて除く)が大声出して騒いでいるのだから、かなり目立つ。
そんなことは露知らず騒いでいる。
これからこの光景は当たり前になっていくだろう。
日常とはそういうものだ。
いつのまにか溶け込み、自然と疑問に思わなくなる。




友達もいつの間にか1人、2人、3人と増えていき大きな輪ができるだろう。
でも、入ってこない子がいれば手を差し出せばいい。そしてまた増えていく。
少し一歩引けば輪が大きくなり、間ができるのだから。無限大なのだ。




ぎゃーぎゃーわーわー。
この声がまた1人、2人、3人と増えるのはまだ先の話だろう。
けれど近い未来の話でもある。





そんな小さな小さな、けれど女の子達にとって大きな日常だった。




その前に。



「なのはちゃんとアリサちゃんの貞操は私が護る!!」








あとがき
設定(?)としては、なのはとアリサの両親は共働きで家には誰もいない。
アリサん家はメイドとかいるが仕事の邪魔するわけにはいかず結局1人みたいな。
そこでアリサとなのはは出逢い仲良くなり、後にヴィータも仲良くなった。
んで八神家と仲良くなり家族みたいになった。
はやてはヴィータは勿論アリサやなのはを溺愛。なのはもアリサもはやてを尊敬。


posted by 団子 | Comment(0) | SS | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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